ヴェトナム紀行
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概要
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研究ノート(Note)日本の16世紀末から17世紀前半にかけては、政府から海外渡加の許可状を受けて、日本と東南アジアとの貿易に従事した商人達がいた。それらの商人達は、フィリピン、タイ、ヴェトナムなどに日本人町を作った。本稿の第一の目的は、ヴェトナムのホイアン(Hoian)に残る日本人の遺跡を訪問して、それらを考証することである。第二は、ホーチミン(Ho Chi Minh City)の工業団地に進出した現代の日系企業の現状をレポートすることである。第三はヴェトナム社会の現状と課題について考察することである。Japanese merchants were engaged in international trade between Japan and Southeast Asia from the end of the 16th century to the beginning of the 17th century. These merchants were given permission to go abroad by the then Japanese governments. They also built Japan-towns in the Southeast Asian countries they visited including the Philippines, Thailand, Vietnam, etc. This paper aims to (1) examine the remains of these merchants in Hoian, (2) report the current situation of the Japanese companies in the industrial park of Ho Chi Minh City, and (3) examine the present social issues facing Vietnam.
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