瓦記録用繰り返しトラック間干渉キャンセラ(信号処理及び一般)
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
瓦記録方式におけるマルチトラック信号検出方式として繰り返しトラック間干渉(ITI)キャンセラを提案する。提案方式はマルチトラック干渉ソフトキャンセラ、2次元パーシャルレスポンス(TDPR)フィルタ、雑音予測max-log-MAP検出器、及び、LDPC復号器から構成される。繰り返し初回の信号検出ではITIを抑圧するTDPRフィルタによりITIを軽減するが、ビット誤りが残留する場合には、それ以降の繰り返しにおいて隣接トラックからの信号をソフトキャンセルし、残留2次元符号間干渉信号を等化するTDPRフィルタにより信号検出を行なう。計算機シミュレーションにより媒体雑音が支配的な環境下において提案方式はオフトラック率が50%程度までITIが無い場合のビット誤り率に近い信号検出・復号特性が得られることを示す。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2010-12-02
著者
関連論文
- C-7-1 瓦記録用繰り返しトラック間干渉キャンセラ(C-7.磁気記録・情報ストレージ,一般セッション)
- CS-3-4 トラック間非同期瓦記録用繰り返し適応ITIキャンセラ(CS-3.情報ストレージのための最新要素技術と動向,シンポジウムセッション)
- 瓦記録用繰り返しトラック間干渉キャンセラ(信号処理及び一般)
- C-7-2 多元LDPC符号化2次元磁気記録用繰り返しITIキャンセラ(C-7.磁気記録・情報ストレージ,一般セッション)
- C-7-1 トラック間非同期瓦記録用簡略化繰り返し適応ITIキャンセラ(C-7.磁気記録・情報ストレージ,一般セッション)
- トラック間非同期瓦記録用繰り返し適応ITIキャンセラ(ヘッド,スピントロニクス,一般)
- 多元LDPC符号化2次元磁気記録用繰り返しITIキャンセラ(ヘッド,スピントロニクス,一般)
- B-5-98 多素子アンテナアレー用マルチビーム指向性制御方式(B-5. 無線通信システムB(無線アクセスネットワーク),一般セッション)