演示実験を導入した小学校での出前授業
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
「温度が変化すると?」をテーマとして温度変化による物質の状態変化と体積変化の演示実験を小学5,6年生を対象に行った.色水を入れた丸底フラスコと毛細管を組み合わせた器具では液体の膨張と温度計の原理を解説した.加熱した金属球がガラス瓶に入らなくなる実験,および重りを付けたステンレスワイヤーに電流を流す実験等では金属やガラスの膨張について理解させる事ができた.また,ウッド合金の温水中での融解では比較的低温でも溶融する金属があることを把握させる事ができた.液体窒素を用いた実験では,空気の膨張と収縮,酸素の液化と磁性,液体窒素が蒸発する際の体積膨張,野菜やゴムボールの低温粉砕,金属板の低温脆性などを理解させる事ができた.以上の演示実験に対して,児童から化学の面白さや原理が理解できたという感想が多数寄せられた.
- 2011-01-31
著者
関連論文
- 邪魔棒式濾過法を用いたヒドロキシアパタイト-アルミナ系人工歯根の創製
- A-B-A型ブロックペプチド親水性膜の特性と酵素分解
- 合成ポリペプチド設計と生体材料としての応用(第4報) : 水溶性合成ポリペプチド修飾リパーゼによるポリ(ε-カプロラクトン)繊維の酵素分解
- ポリアミノ酸ランダム共重合体の合成と酵素加水分解反応
- 合成ポリペプチド設計と生体材料としての応用(第3報) : 水溶性合成ポリペプチド修飾リパーゼの酵素活性と安定性
- コポリ(γ-メチル-L-グルタメート/L-ロイシン)微粒子へのリポ蛋白リパーゼ固定化
- 合成ポリペプチド設計と生体材料としての応用(第2報) : 荷電型コポリペプチド膜の性能と in vitro 酵素加水分解
- 合成ポリペプチド設計と生体材料としての応用(第1報) : 荷電型コポリペプチドの合成と in vitro 酸素加水分解
- キトサンビーズに固定化したパパインの放射線滅菌
- コポリ (γ-メチル-L-グルタメート /L-ロイシン) 微粒子へのリポ蛋白リパーゼ固定化
- 湿式濾過法を用いた傾斜空隙構造を有するハイドロキシアパタイト多孔体の作製
- オカラによるメチルオレンジの吸着
- 演示実験を導入した小学校での出前授業
- 全国高校ウォーターボーイズ選手権2連覇への軌跡
- サーミスタの作製と温度特性測定実験の教材化
- CFDを用いた簡易型永パワー測定システムの開発
- バイオディーゼル燃料の合成を通じた環境教育の試み