光線空間法と3次元映像取得・表示方式
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概要
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光線空間法とは,3次元空間の視覚的な情報を,空間を伝播する光線の情報として表現する手法であり,さまざまな3次元映像入出力方式を統一的に表現する理論的基礎として有用であるとともに,ライト・フィールド・レンダリング(LFR)と称されるフォトリアリスティックな映像生成や自由視点テレビ(FTV)における中核技術として応用されている.本稿では,光線空間法の概念・定義から始め,現在話題となっている3次元映像や多視点映像との関係について解説するとともに,3次元・多視点映像の取得・表示技術の現状と展望を述べる.さらに,光線空間法の課題である補間と情報圧縮について,近年の研究や国際標準化の動きについて述べる.
- 2011-03-10
著者
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藤井 俊彰
東京工業大学
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藤井 俊彰
東京工業大学大学院理工学研究科集積システム専攻
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藤井 俊彰
東京工業大学 大学院理工学研究科 集積システム専攻
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藤井 俊章
名古屋大学大学院工学研究科電子情報学
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Fujii Toshiaki
Graduate School Of Science And Engineering Tokyo Institute Of Technology
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藤井 俊彰
Graduate School Of Science And Engineering Tokyo Institute Of Technology
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