C++用タスク割り当てライブラリtpdplibのT2Kオープンスーパーコンピュータ上での実装とNPBによる評価
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概要
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近年の計算機環境はマルチコア・クラスタ・グリッド・クラウドと並列分散化が進んでいる.ベクトル型プロセッサや,GPGPUなどのヘテロジニーアスな環境や階層化非対称構造というような複雑な構造でのプログラミングが課題となっており,さらに今後は大型計算機と端末・センサ等が連携したユビキタス・コンピューティングの時代が到来すると考えられ,より一層の複雑化が予見される.このように環境の複雑化が予測される中,並列分散処理アプリケーション開発の効率化が必要とされ,多くの言語やパラダイムが検討されている.今回我々はその中から明示的にタスクを資源に割当てるパラダイムに着目し,新たにC++用ライブラリtpdplibとして設計・一部実装した.本稿ではその基本部分の実装とT2Kオープンスーパーコンピュータ上で性能の評価をおこない,基本部分の性能が既存の言語と遜色がないことを確認した.
- 2011-03-08
著者
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