フィリピンのマイクロファイナンスにおける最貧困層の排除と包摂 : バタンガス州とカマリネス・スル州での実地調査から
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
最貧困層がマイクロファイナンスのサービスから実態として排除されているか否かについては研究者の間でも見方が分かれている. 本研究では, フィリピンの 2 つの州におけるフィールド調査を行い, 農村部の最貧困層の実態把握に努めると同時に, 排除の可能性について検討した. それを踏まえつつ, 最貧困層の包摂という社会的使命と, 組織としての持続可能性の向上という両立し難い 2 つの要請の間で揺れるマイクロファイナンス機関の取るべき方向について考察を行った.
- 2011-03-31
著者
関連論文
- 東南アジアのマイクロファイナンス,マイクロ保険における営利と非営利 : フィリピン,カンボジア,インドネシアの動向から
- グローバリゼーションのもとでのマイクロファイナンスの妥当性 : 南インドの NGO 評価事例から
- フィリピンのマイクロファイナンスにおける最貧困層の排除と包摂 : バタンガス州とカマリネス・スル州での実地調査から