F. S. フィッツジェラルドの光と影 (2) -「楽園のこちら側」から「美しく呪われた人々」へ-
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概要
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この小論は前の「F. S. フィッツジェラエルドの光と影(1)-『楽園のこちら側』-」の後を継ぐもので This Side of Paradise の Amory Blaine と The Beautiful and Damned の Anthony Patch をとおして Fitzgerald のモラルの問題を考える。Anthony のピューリタン的とも言える自己探求の結果提出されたモラルの問題に、Anthony は答えることに失敗している。しかし、その失敗は作者 Fitzgerald にとっては犯すべき意義のあるものであったといえる。
- 木更津工業高等専門学校の論文