若齢女性における冷え感の改善に関する研究 : 冬期における暖める部位の検討
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
身体の暖める部位の違いによる冷え改善効果を検討する為に、冬期において冷え性である***を対象に、身体各部位(首、腰、腹、上腕、手先、脹脛、足先)に蒸気が出る温熱シートの使用及び非使用の8条件を実施した。被験者を気温25℃、50%、不感気流、着衣量0.4clo、椅座安静状態にて、60分間暴露し、身体各部位の皮膚温及び温冷感、快適感、冷えの改善などの評価を測定した。その結果、「首」に使用時が各剖立の皮膚温は高く、皮膚温差も最も小さく、身体各部位の温冷感も暖かい方が最も多く快適であった。冷えの改善度は、「首」が最も良く、次いで「腰」「腹」の順に評価が高かった。
著者
関連論文
- 41256 冬期における高齢者の至適温熱環境に関する実験的研究 : 選択気温実験および設定気温実験における生理・心理反応(入浴・睡眠・高齢者, 環境工学II)
- 41227 夏期における高齢者の至適温熱環境に関する実験的研究 : 設定気温が生理・心理反応に及ぼす影響及びその個人差(温熱感・反応,環境工学II)
- 省エネルギーの意識と住まい方に関する調査研究(その2) : 奈良市近郊のソーラーエネルギー利用住宅を対象とした場合
- 41188 暑がり寒がりの温熱的快適性に関する研究(温熱的快適(1),環境工学II)
- 41166 夏期における暑がり・寒がりの好む室内温熱環境調節に関する研究(被験者実験(2),環境工学II)
- 若齢女性における冷え感の改善に関する研究 : 冬期における暖める部位の検討
- 41025 省エネルギーを考慮した快適な温熱環境に関する研究(被験者実験(1),環境工学II)
- 41028 夏期における自由選択気温の男女差と個人差について(被験者実験(2),環境工学II)
- A-41 夏期の寝室温熱環境が高齢者と若齢者の終夜睡眠に与える影響
- P-5 室温低下時の生理心理特性に関する研究 : 高齢者と若齢者の比較検討(ポスターセッションI)
- 高齢者の選択・設定気温下における生理・心理反応 : 冬期における高齢男性の場合(セッション3高齢者・障害者,研究発表第1日目)
- P-27 生活環境中のにおいに対する意識とにおい関連製品の使用実態 : 大学生を対象とした住まい方・嗜好の違いからの検討(ポスターセッションII)
- 4059 自然共生型住宅地における住環境実測調査 : 第14報 建築直後からの住まい方および温熱環境の変化(環境)
- P-29 夏期における室温低下による生理心理反応について : 選択気温群による反応の違いについて(ポスターセッションII)
- P-10 パソコン作業による疲労の軽減に関する研究 : アイマスクの効果(ポスターセッション)
- P-36 環境問題や省エネルギーの意識と住まい方に関する調査(屋外環境、高齢者・障害者、サーマノレマネキン、体温調節モデル、室内温熱環境、住居・省エネ、睡眠、入浴環境)
- P-08 設定気温下における高齢者の生理・心理反応 : 高齢男性の生理・心理反応(温熱環境,ポスターセッション,研究発表,人間-生活環境系の現在・過去・未来)
- 冷え改善に関する研究 : 暖める部位の検討(セッション12温熱環境評価,研究発表第2日目)
- P-503 夏期における高齢者の快適温熱環境に関する研究(Session5 (Poster Session1))
- P-7 夏期の日常生活における温熱環境と生理量の実態調査 : (その2)高齢者と若齢者の皮膚温および活動量(ポスターセッションI)