知の分配システムから生成プラットフォームへ : 「教育」概念の再検討、そのイメージ/覚え書き風に(<特集>「教育」概念の再検討)
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概要
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従来、「教育」概念を社会的な知の分配システムとして規定してきた個人の存在と社会の構成のあり方が大きく変容し、教育はすでにシステムとしては定義できなくなってきている。教育は、むしろ、知を生成するさまざまなOSが自生的に成長していく、ある種の生態学的なプラットフォームの様相を呈している。それはまた、知を生成、循環させ、その過程で<わたし>を<わたしたち>へと多元的に結び直していくプラットフォームであることを自ら要請している。
- 2010-12-27
著者
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