教職課程「生徒指導論」の実践についての考察 : 養護教諭との連携
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概要
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養護教諭を目指す看護学部学生と主に保健体育科教諭を目指す学生とが一緒に受講している点が本学の教職課程の大きな特色のひとつといえる。約30年ぶりに文部科学省が発行した「生徒指導の手引き」-「生徒指導提要」では、「養護教諭と他の教職員との連携」ということが何箇所かで指摘されている。また一方で2010年度以降の入学生には「教職実践演習」の受講が新しく義務づけられる。養護教諭との連携や「実践」ということに留意して、受講生向けのテキストを比較検討し、講義時の学生の「ふりかえり」や意見表明にも着目しながら、「生徒指導論」について考察する。