介護保険とソーシャルケアワーク - 「自立」を視点として -
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概要
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2000(平成12)年から始まった介護保険制度は高齢者が介護を必要とする状態になっても自立した生活を送り、人生の最後まで人間としての尊厳を全うできるように、老後の最大の不安要因である介護を社会的に支える仕組みとして創設されたものであり、高齢社会を支えるセーフティ・ネットとして重要な役割を担うことになった。しかし、その役割を十分果たせていない場面が多々見られるようになってきた。本論において自立の概念の発達の中で、介護保険に組み入れられた自立とは何かを論究するなかで、介護保険制度の役割について点検したい。
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