高等教育機関における発達障害を持つ学生の支援の現状と課題
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概要
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高校以降の高等教育機関に在籍する,発達障害を持つ生徒・学生の数は,年々調査するごとに増えてきている。高校では,発達障害支援モデル事業でSNE(Special Needs Education)校に指定された高校や,東京都のチャレンジ校,エンカレッジ校,大学では,障害学生支援ネットワークの拠点校等を中心に,その学校の実態に即したさまざまな支援が始まっている。発達障害は定型発達との境界線がひきにくく,わかりにくい障害であるため,まわりの認識も自己認識も遅れがちで,二次障害のリスクが高い。これまでの高等教育機関における発達障害を持つ学生の実態調査と彼らへの支援の動向を,文献研究並びに学会や視察の結果から明らかにし,それを踏まえて今後の高等教育機関における支援の目的と方向性を提示した。
- 2011-03-14
著者
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