回路モデルによる心電図測定のための容量結合性電極形状の検討
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概要
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本研究の目的は,容量結合型電極を用いて心電図を計測する際の基礎データを得るための回路モデルを試作し,電極面積及び電極極板間距離を変化させたときの入出力関係を評価することである.試作した電極は極板面積を16cm^2,25cm^2,36cm^2,極板間距離を1mmから15mmまで変えたときの入出力関係を評価した.結果より,極板面積を増大させると出力振幅も増大した.極板間距離が比較的大きいところでは多少の距離の変動によらず安定的に振幅計測が可能であることが示唆された.また,電極部の周囲にガード部を施すと,外部要因による極板間に発生する電場の変動を抑制することが可能となった.
- 2010-07-02
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