生徒の価値態度からみた体育授業の構成要因および各要因を代表する項目の検討 : 体育授業の目標・学習内容を踏まえて

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概要

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本研究の目的は,生徒の価値態度からみた体育授業の構成要因および各要因を代表する項目について統計的妥当性に基づき,生徒の立場からそれらの有効性を検討することであった。内容妥当性の検討結果,質問紙は楽しさ,できる,学ぶ,まもる,協力,および意欲の6要因76項目で構成された。調査は中学校・高等学校1219名を対象に実施し,データの検証を行い生徒916(年齢:15.8±1.05)名の有効な回答率を得た。統計分析の検討結果,生徒の価値態度からみた体育授業の構成要因として6要因50項目が有効と判断された。各要因の信頼性は高かった(α=0.72〜0.91)。本研究の結果は,先行研究と類似しており,かつ信頼性が保証されると推察される。本研究で対象とした中学校・高等学校生徒は,生徒の価値態度からみた体育授業の構成要因として前述の6要因50項目を適切と判断している。
日本教科教育学会の論文
2008-03-25

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