高等学校国語科における授業デザインに関する一考察 : ある学習者の言葉の学びと生活背景との関連をもとに

スポンサーリンク

概要

• 論文の詳細を見る

• 本論文の目的は,高等学校国語科の授業において,「生活」に根ざした切実な学びを実現するために,短期から長期にわたって授業をどのようにデザインするのかを考察することにある。授業は,学習者が様々な「生活」や「生活」の文脈を抱えていることを考慮し,学習者の学びの実態を正確に把握して,デザインすることが望ましい。しかし,これまでの学習者研究において,学びの様相は授業の中だけに限定して捉えられ,一人ひとりの「生活」背景や「生活」の文脈を捨象する傾向にあった。そこで本研究では,ある学習者のライフヒストリーをもとにして,国語科の学びと学習者の「生活」背景とがどのように影響を与え合ったのかを探究し,そこから,高等学校国語科における授業デザインのあり方について示唆を得る。

• 日本教科教育学会の論文
• 2004-09-30

著者

• 井上 雅彦

  兵庫県立小野高等学校

関連論文

• 言葉の学びを振り返る場を充実した高等学校国語科学習指導
• 言葉の学びを振り返る場を充実した高等学校国語科学習指導(地域から照射することばの教育)
• 高等学校における研究
• 国語科と「総合的な学習の時間」との連携の在り方 : ある学習者の高校3年間にわたる学びをもとに
• 高等学校における総合的な学習と国語科学習指導 : 「総合的な学習の時間」を視野に入れて
• 「伝え合う力を高める」国語科学習指導 : 高等学校3年間の学習指導計画
• 2 伝え合う力を高める国語科学習指導 : 高等学校3年間の学習指導計画を中心に
• 3. 読みの交流を重視した文学の学習指導
• 4. 「ディベートによるの学習指導3
• 2. ディベートによるの学習指導 2
• 1 言語による伝え合いを重視した国語科指導 : 文学作品をディベートで試み
• 高等学校国語科における授業デザインに関する一考察 : ある学習者の言葉の学びと生活背景との関連をもとに

もっと見る 閉じる

スポンサーリンク