技術・家庭科の男女相互乗り入れに関する一考察 : 生徒の意識を中心として
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概要
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本研究は,技術・家庭科の実態と,男女相互乗り入れをより良く行う方法を模索することを目的としたもので,特に生徒側より見た教科観について,愛知県内の中学生1079人を対象として調査・検討したものである。その結果,1)技術・家庭科は,女子より男子に好かれている。2)男子と女子では,領域の好みが異っている。3)授業時数の増加を希望する者が多い。4)殆んどの者が,男女相互乗り入れに賛成である。5)男女相互乗り入れの領域は,「食物」「木材加工」が適当である。そのほか,多くの興味ある知見を得た。
- 日本教科教育学会の論文
- 1979-07-30