請求項の記載限定度合を示す格成分数の自動抽出方法の提案
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概要
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安彦らは,特許発明の技術的範囲と理論上最も相関の高い定量的指標として格成分数を提案している。この格成分数の理論的根拠となる格文法は,チャールズ・フィルモアという言語学者により提唱された文法理論であって,単文が,実体を表す深層格(対象・場所・道具・始点・終点・時間等)とこれらと結びついた一つの動詞からなるものとして文を分析する理論である。本研究は,ソフトウエアを使用して特許請求の範囲の格成分数を自動抽出する方法を提案するとともに,かかるソフトウエアによる格成分数の自動抽出精度を実際のサンプル分析を通じて統計的に検証することを目的とする。
- 2011-01-01
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