情報理論を応用したSOMによるメディアミックス作品と原作の作品分析
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概要
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本論文では,入力パターンの分類方法として,情報理論に基づく新しい手法を提案する.分類と可視化の方法は,入力パターンと競争ユニット間の相互情報量に基づいている.この相互情報量は,パラメータを制御することによって,変更することができる.これは,パラメータ値の設定によって,異なる最終的な結果を得ることができることを意味する.実験結果から,マップサイズが大きい場合においても,明確に分類することができることが明らかになった.また一方で,応用事例として,原作とそのメディアミックス作品の分析を行った.それまで原作とメディアミックス作品との間には,漠然とした 「違い」 と 「類似」 を見ることができていたが,それらを分析することができなかった.本手法を用いることによって,メディアミックス作品同士の関係を明らかにし,個々の作品を評価することができた.
- 2010-07-24
著者
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