世界の任意地点における設計および平均熱負荷計算のための気象データに関する研究 : 第3報-世界3700地点余を対象にした動的熱負荷計算システムの開発
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概要
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世界の任意地点に建つ建物の空調計画を行うため,第1報で作成した世界3700地点余の月統計気象データファイルを基に,第2報の時刻別気象データ推定法を用いながら,周期定常による設計(最大)熱負荷計算および平均熱負荷計算を行うシステムを開発した.標準気象データの整備された日本の6都市を対象として,事務所ビルを想定したケーススタディを実施し,気象データおよび熱負荷の推定精度を検証した.設計負荷・平均負荷ともに,標準気象データを基に算出した値との差違は1割以下であり,実務的に有用であると判断した.また,日本以外に適用する場合の留意事項についても整理した.
- 社団法人空気調和・衛生工学会の論文
- 1995-06-25
著者
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