ものづくり知識活用と地域イノベーション(22年度第2回研究会【11月関西研究会】)
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概要
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本稿は産学官連携による地域産業・企業の現場力向上に向けた実証実験の報告と検証が目的である。日本各地のいわゆる地域産業・企業の現場の活性化が、我が国製造業のボトムアップにとって不可欠である。他方で、地域の現場は日々の業務に追われ、改善活動の実施や定着が難しいのも実態である。また、学習意欲が高くとも、学習の機会に恵まれない現場も多い。立命館大学、東京大学、野洲市は、海外に勝てる現場を地域に残そうと、地道な現場イノベーション創造に向けた中小・中堅企業の支援に取り組んでいる。東京大学で教育を受けたものづくりベテラン人材を活用した、野洲市とその近隣地域における現場改善指導と地域人材育成のありようを述べていく。
- 2010-11-19
著者
-
善本 哲夫
立命館大学経営学部
-
吉川 武克
野洲市政策調整部企業誘致推進室
-
善本 哲夫
立命館大学
-
善本 哲夫
同志社大学商学部/東京大学ものづくり経営研究センター
-
秦 俊道
立命館大学経営学部
-
谷田 妙子
立命館大学経営学部・社系研究機構
-
吉野 弘一
野洲市
-
吉川 良三
東京大学ものづくり経営研究センター
-
秦 俊道
立命館大学経営学部:立命館大学社系研究機構
-
吉川 武克
野洲市
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