配管抵抗が親子型定水位弁の動作に及ぼす影響
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概要
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受水槽の水位を制御するために用いられるダイヤフラム式親子型定水位弁に関し,親弁の出口側の配管抵抗の大きさがこの弁の開度変化に対してどのような影響を及ぼすかについて検討したものである.その結果,親弁の開度が開弁時に小開度範囲で安定に変化し,大開度範囲で最大開度まで急変化する場合に,この配管抵抗を大きくしていくと閉弁時に安定に変化する開度範囲がなくなることを明らかにした.また閉弁時にこの開度が全開度範囲にわたって安定に変化するためには,最大開度を制限することが有効であることを確かめた.
- 社団法人空気調和・衛生工学会の論文
- 2000-07-25