放射・対流連成解析のための複雑な内部形状,大規模メッシュに対応する日射熱取得計算手法に関する研究

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概要

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非構造格子を含む大規模メッシュ,複雑な内部形状を有する建築空間に対応し,長波長放射,CFDと実用的な連成解析を行うための汎用性の高い日射取得熱量の算出方法を提案する.これは,室内空気および外気に接する壁に到達する直達・天空・地面反射・相互反射による日射量を,長波長放射,CFD解析で用いる計算格子の各表面ごとにそれぞれ算出し,室内側表面での日射取得熱量に換算するものである.さらに,本手法の有効性を実験用アトリウムにおけるさまざまな実測結果と予測結果を対比することにより示す.また,本手法を複雑な内部形状を有する居室空間に適用し,室内側表面への日射取得熱量の換算がその後の長波長放射を含む熱移動解析による予測結果などに与える影響を解析する.
社団法人空気調和・衛生工学会の論文
1997-07-25

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