組込み向け並列プログラミング言語の検討
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概要
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近年,組込みシステムにおいてマルチコアプロセッサの導入が進み,マルチコアの能力を引き出すことが求められている.また,組込みシステムにおける開発規模の増大に伴い,開発効率向上も求められている.このような状況に対し,モジュールの構造と処理手順の定義によりプログラムを構成することを特徴とする並列プログラミング言語について開発を行った.開発したプログラミング言語は,単にマルチコアの活用のためだけでなく,導入の容易性や移植性,検証の容易性等,開発効率の向上にも対応できるものとなっている.本稿では開発した並列プログラミング言語の概要と試作について報告する.
- 2010-11-29