無線監視制御システムにおけるノードの間欠周期制御法の検討
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概要
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無線監視制御システムを商用電源の確保が困難な屋外で使用する場合,ノードを電池で長時間稼動させる必要がある.このため,一般的には,ノードは電池を節約するために,間欠動作を行う.一方で,間欠周期と応答性能はトレードオフであるため,刻々と変化するシステムの状態に応じて間欠周期を制御することが必要である.従来の制御方式では,間欠周期を管理する指示ノードが間欠周期とウェークアップ信号長を算出し,各ノードに指示するため,間欠周期変更に伴う制御トラフィックと所要時間が増加し,省電力効果が低下していた.そこで,指示ノードがシステムの状態に応じた最大イベント通知時間を算出し,各ノードに配布することで,各ノードがその時間に基づき自ノードの間欠周期及び,ウェークアップ信号長を計算する方法を提案する.理論評価の結果,トラフィック量を最大 83.3%,間欠周期変更に伴う所要時間と消費電力を各々最大 81.80%,91.32% 抑制できることを確認した.
- 2010-03-19
著者
-
平岡 精一
三菱電機株式会社情報技術総合研究所
-
森 郁海
三菱電機株式会社情報技術総合研究所
-
西山 博仁
三菱電機株式会社情報技術総合研究所
-
西山 博仁
三菱電機株式会社 情報技術総合研究所
-
平岡 精一
三菱電機株式会社 情報技術総合研究所
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