Prologへのラムダ項の導入とマクロとしての展開
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概要
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本研究会では,HTML/JavaScript,Emacs,unixシェルなどの多言語との間の通信用として,Prologをハブ言語として使うことを提案した.関数型言語の要素を導入し,そのためにPrologで関数型言語の汎用の評価器を試作した(情報処理学会プログラミング研究会発表資料2008-1-6).この発表では,その後の進展と応用を報告する.とくに,ラムダ記法をプログラムのロード時にコンビネータを介してマクロとして展開する方法を報告する.試験的な実験ではおよそ60倍の時間効率が得られている.さらに,拡張部分に対する自然なセマンティクスをロジックプログラミングの標準的な宣言的意味論の枠組みの中で与える.ロジックプログラミングへのラムダの導入は自然な発想であり,実際,先駆的な研究を含めいくつかの研究や実装がすでに存在する.できるだけ広くそれらと比較して問題点を明らかにし,本研究の意義を明確にする.
- 2010-09-22
著者
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