DNSSEC本格運用に向けた検討と課題(一般,次世代・新世代ネットワーク,IMS, FMC,フェムトセル,情報家電ネットワーク,シームレス通信,プレゼンス,IPTV, VoD及び一般)
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概要
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DNSSECはDNS通信の完全性を保証する機能であり,1999年にRFCとして標準化された.そして,2008年にカミンスキーアタックが公開された後,DNSキャッシュポイゾニング対策の本格解として再び注目されている.DNSSECの導入は一部のTLDに見られているが未だ限定的であり,本格的な運用には至っていない.この原因として上位DNSサーバの対応の遅れや鍵運用の複雑さなどが考えられる.我々は,DNSSECの鍵運用ポリシを策定し,実運用を想定したネットワーク上でDNSSECの運用を試みた.本稿では,我々が策定した運用ポリシ,ネットワーク構成の説明と,DNSSEC適用の際に生じた課題について述べるとともに,本格運用に向けたさらなる課題の考察を行う.
- 2010-05-27
著者
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岡本 賢一郎
西日本電信電話株式会社研究開発センタ
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山本 直人
西日本電信電話株式会社研究開発センタ
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久保 太
西日本電信電話株式会社研究開発センタ
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浦賀 雅博
西日本電信電話株式会社研究開発センタ
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浦賀 雅博
NTT西日本研究開発センタ
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