DSPを用いたダクトのアクティブ騒音制御
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概要
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最新のディジタル信号処理技術であるDSP(Digital Signal Processor)を用いて,1元的な取り扱いができる,ダクトのアクティブ騒音制御システムを試作した。本システムは,騒音源から拾った信号を処理し,ダクト出口付近で,伝搬してきた騒音に対して,逆位相の音波をスピーカーから放射して消音するものである。その信号処理回路はFIRディジタルフィルタで構成し,系の特性変化に対して適応して追従できるようにした。実験では800Hz以下の正弦波状の騒音に対して,20〜30dBの騒音の低減が確認できた。
- 木更津工業高等専門学校の論文
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