3.不揮発性デバイス : ノーマリオフコンピュータは実現できるか(<特集>エレクトロニクスの多様化を支える新デバイス技術-2020年を見据えて-)
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概要
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不揮発性は電源が切られた状態においても情報を保持する機能である.現時点では不揮発性=ストレージというイメージが強いが,ストレージ機能は不揮発性デバイスが秘める可能性の一例にすぎない.高速動作と無限回の書換えが可能な大容量の不揮発性メモリができれば,必要な瞬間以外は常に電源が切れている超低消費電力のノーマリオフコンピュータが実現できるはずである.本稿では,ノーマリオフコンピュータを実現するための開発課題を整理するとともに,その観点から見た不揮発性メモリ技術の現状について述べる.
- 2010-11-01
著者
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安藤 功兒
独立行政法人産業技術総合研究所エレクトロニクス研究部門
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安藤 功兒
(独) 産業技術総合研究所
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安藤 功兒
(独)産業技術総合研究所
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安藤 功兒
独立行政法人産業枝術総合研究所
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安藤 功兒
独立行政法人産業技術総合研究所
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