有機資材の土壌表面散布が雑草の発生とダイズの生育,収量に及ぼす影響
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概要
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ダイズ栽培では雑草防除が大きな問題である.本研究ではダイズ栽培圃場で有機資材を表面散布した場合に雑草の発生に及ぼす影響について検討した.またダイズの生育,収量に及ぼす資材の影響についても検討を加えた.米糠の表面散布では雑草の発生を抑制する効果が認められ,特にメヒシバの抑制に効果的であった.コーヒーかすの表面散布では対照区より雑草の発生量が多かった.竹チップの表面散布では雑草の抑制効果が認められなかったが,一株あたりの莢数および粒数を増やす傾向がみられたため,ダイズの収量を改善する資材として利用できる可能性が示唆された.
- 日本作物学会の論文
- 2006-03-31
著者
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