5.コンクリートにおよぼす型わくの影響に関する研究その2 : 仕上り面の強度・吸水率および中性化速度について(材料・施工)

概要

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骨材・コンクリートのスランプ、および打込み方法を変えたコンクリートの品貭について、前回には主としてコンクリートの型わく内でのワーカビリチ.仕上り面の粗面部分および豆板の程度.ならびに強度について,鋼製型わくと木製パネルとの両者を定量的に比較研究し.鋼製型わくが木製パネルに比して、コンクリートのワーカビリチ・仕上り面の組織などの点で優れているという結果を得て.これを学会に発表した.今回は同一の試験体によって.主としてコンクリートの長期強度・面の吸水率および中性化速度について実験を行い、型わくならびに施工方法がコンクリートの品貭におよぼす影響について.実験研究を行った。その結果水セメント比が同一ならば.鋼製型わくではスランプによる差が少なく.木製パネルでは.仕上り面の健全な組織の部分では.同一水セメント比では軟練りで仕上りのよいほど強度か高く.吸水率および中性化速度が小さいことが分った。
社団法人日本建築学会の論文