鉄道利用者の意識調査に基づく,鉄道安全に向けての一考察 : 利用者の求める対策とコミュニケーションの必要性
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概要
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これからの安全づくりで重要な要素として,リスクアセスメントによる未然防止とリスクコミュニケーションによる協力関係の構築が挙げられる.前者は本来設計段階で行うべきものであるが,設計者だけでは分からないリスクも存在するため,実際の利用者の意見を取り入れることも重要である.後者は利用者に安全に関する情報を公開し,理解して貰うことで,利用者と協力して安全を実現し,安心して利用してもらうためには必須である.本稿ではこれらに関して,安全に関する情報を公開している鉄道に焦点を当て,アンケートを基に利用者が求める安全とリスクコミュニケーションの下地について考察する.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2009-12-11
著者
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