ヨハンナP.E.C.ダーリントン著 : シロアリの大規模な巣における集団個体数の抽出法(シロアリ)
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概要
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Macrotermeses大規模な巣における集団個体数抽出法が記載されている。臭化メルチによる燃蒸は巣の内容物を完全に抜き取ってから続いてなされた。シロアリおよび菌床の断片は水中に浮揚させることにより土壌から分離された。燃蒸後および生きたまま掘られた巣の結果が比較された。予め燻蒸することなしに抽出することは,集団個体数や生物現存量を1階級に匹敵する位に過少評価される原因となった。シロアリの階級および幼虫齢の比も推定数と一致せず,巣の大きさに影響されたというように歪められた。それ故に臭化メチル燃蒸はMacrotermesの巣の集団個体数抽出法に対し,価値ある技法であると結論される。
- 日本家屋害虫学会の論文
- 1986-06-28
著者
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