「湘北エクスチェンジプログラム」の教育的効果に関する考察
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概要
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急速にグローバル化が進行する現代社会においては、ヒトやモノの流れのみならず、情報等の国境を越えた活動が活発になり、国際的な相互依存関係が深まっている。一方教育においても、世界的な潮流として、高等教育のユニバーサル化が進行し、従来の文法を中心とした理論的な教育、集団的・画一的な座学教育を中心とした手法の見直しが求められている。多様化した学生に対して、このような教育方法には限界があるからである。このような時代背景の中、本学では2 年間という限られた期間の中で、国際交流教育を通じてその能力を引き出し、育成するための方法として、今日に至るまで様々な取り組みを行ってきた。その一つに、海外姉妹大学との相互交流教育がある。米国、豪州、加国、台湾の教育機関との教員や学生とのものである。本稿では、通常の授業の枠組みを越えて、グローバル化した国際社会が求める人材育成の手法として、海外姉妹大学の教員や学生を受け入れることによって得られる相互の学生への教育的効果を検証し、短期大学における異文化理解教育のあり方について考察するものである。
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