H-18 DOI-PETリストモードデータからの確率密度関数を用いたサイノグラムデータ生成手法(医用画像処理,H.生体情報科学)

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概要

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現在開発が進められている次世代PET装置は、検出素子内における深さ方向の相互作用位置(Depth-of-interaction: DOI)情報を用いることで高感度かつ高空間解像度の実現を目指している。本装置で得られる観測データは検出イベント毎に記録されるリストモード形式であるため、従来の再構成手法を適用するにはサイノグラムに変換する必要がある。しかし、DOI-PET装置は複雑なサンプリング特性や感度特性を持つことから、本研究ではDOI-PET装置に適したサイノグラム化手法を提案する。具体的には検出器の検出確率分布に基づいて位置を決定し、ヒストグラミングする。その際サイノグラムのサンプリング間隔、検出素子の感動分布について検討を行った。そして、本手法をモンテカルロシミュレーションデータに適した後、FourierRebinning法及び2次元Filtered back projection法を用いて画像再構成を行い本手法の効果を示した。
2002-09-13

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