15. NaIシンチレーター応答関数を求める計算コード(船舶技術研究所で開発された電子計算機プログラムの概要-第4集-)
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概要
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ガンマ線検出に用いられるNaIシンチレータの応答関数行列を作製する計算コードである。計算は光子1個づつ投入して生起する現象毎に乱数選定して追跡するいわゆるモンテカルロ法による。シンチレータの形状は円柱形に限り寸法は任意に選べる。ガンマ線光子エネルギーは最高10MeVまで,組分け(ビン)は100区分まで,投入方向は円柱軸に平行に端面から平均分布および中心集中の2種類を選択できる。他の投入条件にはサブルーチンの挿換えが必要である。一度に行列全部を計算するには時間がかかるので,分割作業とし,数行分ずつ計算する。ここまでは一般の機種にかけられるよう作ったMC33コードであり,GCOSシステムの許ではその出力をパーマネントファィルに蓄積して行くようプログラムが追加されている。これがMC33(改)である。
- 独立行政法人 海上技術安全研究所の論文
- 1976-01-20
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