封水トラップの害虫侵入防止能力に関する検証
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
封水トラップは排水管内の悪臭や害虫などの室内侵入を防止するための設備である.今回,「わんトラップ」を模した実験装置を用い,5種類の害虫について,封水トラップが通過できるかどうかを検証した.その結果,クロゴキブリとチャバネゴキブリは日本工業規格や建築基準法に定められた封水深5cmを通過した.一方,オオキモンノミバエ,キイロショウジョウバエ,イエバエの3種は封水がされていれば基本的に通過できないことが確認された.
- 2009-12-28
著者
関連論文
- 2 1997年から2008年までの異物検査事例における変化の有無(第64回日本衛生動物学会西日本支部大会講演要旨)
- 封水トラップの害虫侵入防止能力に関する検証
- 飛翔性昆虫の捕獲数と気流・光の関係 (第48回全日本包装技術研究大会) -- (食品包装部会)
- 異物混入対策--食品工場における有害生物(第4回)
- 医薬・食品工場における有害生物混入リスクの診断(第4部 学術論文,都市・建築に関わる安全・安心のフロンティア)
- 異物検査の現状と検査結果の分析 (食の安心のために--なくならない異物混入 特集 異物検査・異物除去)
- 異物混入対策--食品工場における有害生物(第1回)
- 原因究明のための混入異物検査 (特集 徹底対策! 異物クレームゼロに挑む!)
- 走光性利用による食品製造施設内への侵入性飛翔昆虫のモニタリングならびに防除システムの確立
- 医薬品・食品工場における防虫管理の考え方
- 食品工場におけるライトトラップを用いた飛翔性昆虫のモニタリング手法に関する研究
- 製紙関連製造施設における防虫対策について
- 吸排気装置を備えた実験装置内で捕獲された昆虫と気流の関係
- 吸排気装置を備えた実験装置内で捕獲された昆虫と気流の関係
- 医薬・食品工場における有害生物混入リスクの診断