5.液相レーザーアブレーションにより生成される多相混在プラズマ(<小特集>超臨界流体中プラズマの基礎と応用)
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概要
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液体中に設置した固体ターゲットをレーザーアブレーションすると,固相(ターゲット),液相(アブレーション媒質),気相(アブレーション誘起キャビテーションバブル),および,超臨界相(レーザーアブレーションプラズマ)が混在する特異な反応場が形成される.一方,アブレーション媒質の温度と密度を高めることによりアブレーション媒質を超臨界流体化し,超臨界流体中でレーザーアブレーションプラズマを生成することも可能である.本稿では,液相レーザーアブレーションプラズマの密度と温度の概略評価,アブレーション誘起キャビテーションバブルのダイナミックス,超臨界水中でのレーザーアブレーション装置,および,超臨界水中でのレーザーアブレーション現象に関する初期的結果について報告する.
- 2010-06-25
著者
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