溶融体型酸化物超伝導体を用いた磁気浮上材料の合成II
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概要
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小中学生を対象にした出前授業や各種理科教室では,液体窒素と酸化物超伝導体を用いた磁気浮上実験が人気を集めている。しかしながらこの実験に使用する超伝導体は1個数万円と高価で,かつ試料が空気中の水分と反応し分解してまうという問題点があった。本研究では,フィッシング(吊り下げ)力188g重(1.8N)を有する,直径約36mmφ,重量50gの防水対策を施した溶融体型酸化物超伝導体を合成した。またこの溶融体と残留磁束密度0.4Tの鉄-ネオジム-ホウ素磁石と組み合わせることで,地球儀バルーンのフィッシング実験に成功した。本論文では,その詳細について報告する。
- 2010-06-14
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