学部生・研究室生の双方の教育を目指して -大学院生の発案・実施によるSL夏期講座とその効果-
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概要
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2008年度および2009年度のサブジェクトライブラリアン(SL)夏期講座では、応用バイオ学科1年生を主な対象として、「楽しみながら、自ら考えること」および「バイオテクノロジーを知り、今後の学習意欲を高めること」を目指した。さらに研究室生の教育を同時に行うことを目的に、教員は講義のみを担当し、研究室生が発案・準備・受講生指導を行った。研究室生は大学院生を中心に教材を工夫し、ミステリー仕立ての講座を作り上げた。受講した学部生はバイオ関連基礎科目の知識を使ってミステリーに挑み、指導した研究室生は教えることの難しさを実感しながら的確に推理を誘導した。研究室大学院生の企圃・実施によるSL夏期講座を通して、学部4年生を含む研究室生は特に準備段階において、受講した学部1〜3年生は講座での実験を通して、「新しい発見・新しい知識を得る楽しさ」を実感していた。本論文では学部生に近い研究室生の企圃・実施による教育効果について報告する。
- 2010-03-31
著者
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