インタンジブルズ(intangibles)と管理会計
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概要
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2008年度日本管理会計学会全国大会が甲南大学で開催された.本論文は本全国大会の統一論題「インタンジブルズ(intangibles)と管理会計」のもとで4名の報告者による研究報告内容をインタンジブルズの視点から論点を整序して位置づけを与え,その基盤となる共通の観点を示唆し,新しい管理会計のあり方や方向性を探求する糸口を提供することにある.もちろんこのことは必ずしも容易な仕事ではない.統一論題のもとで,各報告者による個別報告論題は,第1報告:伊藤邦雄氏「インタンジブルズと企業価値」,第2報告:青木茂男氏「企業価値の意味するもの」,第3報告:山本達司氏「M&Aにおける企業価値:行動ファイナンスの視点から」,第4報告:古賀健太郎氏「インタンジブルでに関する米国の視点と日本での適用可能性」であり,各報告者は貴重で非常に意義深い研究成果を報告された.コメンテータの小倉昇氏は,4名の報告者による研究報告に対して有益なコメントと問題提起を行い,参加者間で活発な議論を促進した.
- 2009-03-31