食品素材のストレス改善効果(第29回生命情報科学シンポジウム)
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概要
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ストレス指標として、唾液中のクロモグラニンA(CgA)及び瞳孔対光反応(瞳孔ストレス強度)を用いて、食品素材のストレス改善効果を検討した。それぞれの食品素材はデンプンペーストに混ぜ合わせた添加物として摂取した。その結果、CgAを指標とした場合に水との間で有意差(P<0.05)が得られたのは唐辛子の添加物であり、瞳孔ストレス強度で有意差(P<0.05)が得られたのはテオブロミン-リッチカカオエキス、抹茶或いはカルダモン(カレースパイス)との添加物であった。更に、これらの食品素材を練り込んだソフトキャンディーについてストレス改善効果の検討を行ったところ、カルダモン、唐辛子或いはブドウ種子ポリフェノールを練り込んだソフトキャンディーが両指標で有意差(P<0.05)を有することが明らかになった。
- 2010-03-01
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