日本古代8世紀の赤色について
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概要
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我々は今日、「赤色」という範疇に多くの色を含めるが、日本古代においても、同じような考え方があった。しかし、赤色に含まれる色は多数あり、本来、赤色が施される対象物によって、使用される彩色材料は異なる。それにも関わらず、朱・丹・紅、といった著名な彩色名称で一括りにされてしまうのは、古代8世紀頃までに、赤色について誤認あるいは混同があったからである。文献上の記述や、あるいは現存する古代の赤色彩色を見ても、赤色に分類される彩色材料同士の間で混同がある。また赤色を表す言葉、あるいは赤色の彩色名称を指す言葉には、それぞれ厳密な規定がなく、様々な意味を有していたために、その後も赤色についての誤解・混同が正されなかったのである。
- 2009-09-01
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