2209 理論と経験を併せ持ったPMの育成(一般セッション)
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概要
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座学だけでは,実プロジェクトで発生する多様な問題に適切な対応ができない,PM実践を通して身に付いた経験がプロジェクトマネジメントには必要である.本論文では知識を持ち得ているPM候補に対し如何に経験知を習得させるかについて述べる.まず,必要となるPM要素を明確にし,どこの知識を強化するのかを定めた.次にPMの行動規範を定めた「プロジェクトリーダ必携」を教科書として上位PM主催の勉強会,ディスカッションを行なうこととした.ディスカッションのために,受講者は事前に指定した「プロジェクトリーダ必携」のパートを読み自分達が携わったプロジェクトの経験談を話し,どうすればよかったのか等をディスカッションする.講師である,上位PMは自分の経験をもとにアドバイスを行なうことで,上位PMの持つ経験知を習得させることができた.
- プロジェクトマネジメント学会の論文
- 2008-03-14