1207 モデル指向開発環境の提案(一般セッション)
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概要
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ソフトウェアを短期間で構築する場合に、品質および開発効率の向上が課題となっている。本報告では、ソフトウェアの品質および開発効率を向上するための基盤環境について説明する。これは、ソフトウェア開発の各工程で作成される成果物情報のデータ構造をメタモデルとして定義し、さらに成果物のメタモデルに対して付加されるプロジェクト管理やプロセス管理の情報を利用することで、開発者やプロジェクト管理者を支援する機能を提供するものである。本報告では次に示す基本機能について紹介する。はじめに、開発者の作業を効率化するために、同一の概念あるいは依存関係にある情報を定義している設計書間における自動変換機能について示す。続いて、設計データに加えて設計書間の関係に関するトレーサビリティ情報を管理することで、インパクト分析やカバレッジ分析といったプロジェクト管理を支援する機能へ応用する方法について示す。さらに、成果物のレビューにかかるコストを低減するために、成果物や成果物間に成り立つ制約条件に基づいて、設計書の一貫性を自動的に検証するための機能について示す。最後に、本研究の今後の方向性および課題について示す。
- 2006-03-16
著者
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