モウソウチク(Phyllostachys pubescens)とトウフ粕および醤油粕混合ペレットの飼料特性と乳牛への給与
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概要
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モウソウチクとトウフ粕および醤油粕を乾物比5:4:1で混合したペレット(BSSP)について,ヤギを用いて成分消化率と栄養価を測定するとともに(試験1),ホルスタイン種泌乳牛による嗜好性試験と飼料乾物中10%のアルファルファヘイキューブ(AC)との代替給与による泌乳試験を実施した(試験2)。BSSPの粗タンパク質含量は14.2%で,粗脂肪含量は5.5%とACの1.8%よりも高かった。BSSPの可消化養分総量は59.7%であった。泌乳牛による嗜好性試験では,BSSPがモウソウチクのみを原料とするペレットよりも有意に採食量が高かった。乳牛4頭を用いた泌乳試験では,乾物摂取量は処理間に差がなく,乳生産や血液成分に影響は認められなかった。これらの結果から,BSSPはACの代替として乳牛への飼料利用が可能と判断された。
- 2010-04-15
著者
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