CuInSe_2の化学結合と薄膜作製プロセス(<特集>太陽電池材料の結晶工学:結晶成長を中心に)
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
CuInSe_2(CIS)を用いた薄膜太陽電池が注目を集めている.CISはカルコパイライト型の結晶構造を持つI-III-VI_2族化合物半導体である.最近,このCISの電子構造や化学結合に関する研究が進み,従来のIII-V族やII-VI族化合物半導体と異なる特徴が明らかになってきた.本総合報告では,まずCISの電子構造と化学結合の特徴について概説し,次にCISの化学結合の特徴が太陽電池に用いられる高品質薄膜の作製に生かされていることについて述べた.高効率太陽電池の作製に,なぜ多元蒸着法の一種である「三段階法」や金属積層膜をプレカーサーに用いる「セレン化法」が用いられるのか,について解説した.
著者
関連論文
- CuInSe_2の化学結合と薄膜作製プロセス(太陽電池材料の結晶工学:結晶成長を中心に)
- CuInSe_2の化学結合と薄膜作製プロセス
- P1-5 PbTiO_3-Pb(Mg_Nb_)O_3系電歪セラミックスのDCバイアス下におけるハイパワー特性(ポスター発表)
- CIS系太陽電池--材料・技術動向と課題 (特集 最新・太陽電池--普及・拡大に向けた技術動向を探る) -- (各種太陽電池の開発動向)
- 分光CV、分光CF特性からみたCIGS太陽電池の接合構造
- 高効率CIGS太陽電池
- 太陽電池の普及時代を迎えて
- 実用化の始まったCIS太陽電池
- CIGS太陽電池と開発の現状
- 高効率CIGS太陽電池
- 高効率CIGS太陽電池
- 印刷法を用いたCIS系薄膜太陽電池の作製