「移行期の正義」論における教育の位置 : 「歴史と私たち自身に向き合う(Facing History and Ourselves)」の活動の事例を中心に
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
20世紀末から「移行期の正義」論と呼ばれる研究領域が急速に発展してきた。これは、独裁制や内戦状態から民主的体制に移行したばかりの不安定な社会が、新体制を確固としたものにするために、いかにして過去の大規模な暴力の負の遺産に対処するかを検討するものである。本稿では、「移行期の正義」論における教育の位置と、教育内容・方法のあり方を明らかにするために、米国を拠点とするNGO団体、「歴史と私たち自身に向き合う」が南アフリカ共和国において積極的に関与してきた教師支援プロジェクト、「過去に向き合い私たちの未来を変える」を検討した。
- 2010-03-31
著者
関連論文
- 「移行期の正義」論における教育の位置 : 「歴史と私たち自身に向き合う(Facing History and Ourselves)」の活動の事例を中心に
- 参加型の人権教育に関する一考察 : 「歴史と私たち自身に向き合う(Facing History and Ourselves)」の事例の検討を通して(【テーマB-7】差別問題と教育,テーマ型研究発表【B】,発表要旨)
- 参加型人権教育に関する一考察 : ヨーロッパ評議会による人権教育マニュアル『コンパス』の分析を中心に(【テーマB-8】差別問題と教育(2),テーマ型研究発表II,発表要旨)
- 「移行期の正義」論における人権教育の位置 : 「歴史と私たち自身に向き合う(Facing History and Ourselves)」の取り組みの検討を通して(15.【一般B-12】道徳教育の改革動向,一般研究発表I,発表要旨)