「総合的な芸術教育プログラム」の開発
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概要
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新学習指導要領の図画工作科教科目標には「感性を働かせ」という文言が付加された。子どもたちの感性や情操を育むうえでも,諸感覚を統合的に働かせ表現する活動が有効であると考える。そして,総合的な芸術教育の実践を行うことができる教員の養成が,今後ますます必要になってくると思われる。そこで本研究では,まず,芸術の総合化を巡る歴史や理論を整理したうえで,総合的な芸術教育の在り方を示す。続いて,美術,音楽を中心に,言語,身体表現などの領域を総合させた「芸術教育プログラム」を作成し,試行的な実施を通して,その有効性や価値,教育効果について考察するものである。尚,本研究は兵庫教育大学「平成20年度大学院カリキュラム改革プロジェクト研究」の一環として,筆者が音楽教員らと共同で行ったものであり,大学院での新科目創設の可能性を探るものである。
- 2010-03-20
著者
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