自作台車を用いた力学的エネルギー保存の実験と授業 : 連携による実験教材の開発と授業作り
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
鉄球を異なる形状のコース上に転がして到達する順序を予想させる実験を,自作の力学台車と記録タイマーを用いて途中の速さを測定する授業展開として実施した。生徒自身による学習活動を重視し,中学生になじみの深い記録テープを解析して運動の様子を考察させることにより,結果の意外性や興味関心を引きつけるだけでなく,よりいっそう物体の運動と力学的エネルギーの保存について生徒の理解を深めることができた。この実践は,高等学校の教材研究の手法を中学校の授業作りに活かすことと,資料提供だけにとどまらない教育センターの授業支援のあり方についても,具体的な事例を示したものである。
- 2010-03-15
著者
関連論文
- 自作台車を用いた力学的エネルギー保存の実験と授業 : 連携による実験教材の開発と授業作り
- これからの高等学校物理教育の課題
- 2I-09 地域と連携した理科教員養成 : 千葉県におけるCST養成プロジェクトの実践を通して(一般研究発表(口頭発表))
- 手回し発電機と電気二重層コンデンサーに関する授業で必要な基礎知識 : 小学校で安全に使用するためのQA集(手引き書)の作成
- 手回し発電機と電気二重層コンデンサーに関する授業で必要な基礎知識 : 小学校で安全に使用するためのQA集(手引き書)の作成