根源となる社会的ルール観に関する検討
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概要
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本研究は、根源的な社会的ルール観がどのよう要因から構成されているかについて探索的に検討することが目的であった。大学生300名を対象に、根源的な社会的ルールについて質問紙調査を実施した。まず4つの因子が抽出され、それらは対人関連因子、生命関連因子、メタルール関連因子、所有関連因子と命名された。次に先の根源的な社会的ルール尺度に「たとえ心の中でも」という情報を付加することによって作成された質問紙を同一の被験者に実施した。その結果すべての下位要因得点で、情報を付加されない質問紙の得点のほうが高かった。情報を付加することによって得点が有意に同様に変化したことから、より根源的なルール観が存在することが示唆された。
- 2010-02-15
著者
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